鉄壁の就業規則トップ> 就業規則に関するニュース > <10>就業規則とうつ

就業規則に関するニュース <10>-5
就業規則とうつ

”鉄壁の就業規則”で、新聞沙汰にならないようにして下さい

社員の過労自殺、マツダに慰謝料支払い命令--地裁姫路支部

07年に「マツダ」(本社・広島県府中町)の男性社員(当時25歳)が自殺したのは過労などが原因だとして、兵庫県内に住む男性の両親がマツダを相手取り、慰謝料など総額約1億1100万円を求めた訴訟で、神戸地裁姫路支部は28日、マツダに約6400万円の支払いを命じた。中村隆次裁判長は「業務は相当な精神的負担になっており、上司の適切なサポートもなかった。重度のうつ病も発症していたと考えられる」と述べ、会社側に安全配慮義務違反があったと指摘した。
 判決によると、男性は部品購買部門で働いていた入社3年目の06年11月、ベテラン社員が担当していた海外企業を引き継ぎ、07年4月に広島市内の社宅で自殺した。自殺直前の1~2カ月の残業時間は、自宅に仕事を持ち帰った時間を含め月80時間を超えていた。【山川淳平、久野洋】

[毎日新聞社 2011年2月28日(月)]

>>前のページへ
>>就業規則に関するニュースのトップページへ